今住んでいるアパートは心理的瑕疵があるとされる事故物件です。
家賃が25%安くなりました。
なぜ他の部屋より安いのかを不動産屋に尋ねると「部屋で病死した」ということでした。孤独死です。
内見のときに案内してくれた不動産屋に、壁際のこの辺で亡くなっていたと告げられました。
恐らく、死後何日か経過後に発見されたのでしょう。
特殊清掃された後、床材を張り替えたようです。他の部屋番号の床より最近のおしゃれなスタイルの床材で気に入りました。
死体の生臭いようなニオイは全くしません。
事故物件とはいえ、亡くなった方の後に新しい入居者が入ったらしく、私は2人目ということです。亡くなった方は高齢者だったそうです。
ちょうどコロナ禍でコロナワクチンの接種が始まった時期と重なります。2021年に注射して残念な結果になった・・というのは憶測ですが。
話によると、とてもしっかりした人だったのに突然死です。他の原因での突然死かもしれませんが。
その後、部屋のリノベをして2022年春に新しく入居者を募集して入居したのがひとつ前の入居者。この人は転勤の会社員っだったそうです。
2024年春に異動と賃貸の更新と共に退去した。というストーリーではないでしょうか?
事故物件といっても殺人や放火、無理心中とかではなく自然死です。
(コロナワクチンの接種が原因だとすると自然な死ではなく、寿命を全うできなかったということです。)
幽霊など心霊現象はあったのか!?
特に何も感じません。私は霊感が特に強いほうではないし、誰も死ななかった場所など存在しません。
寧ろ以前住んでいたマンションの5階や6階の少し高い階では金縛りや、体が浮く、寝ている足を引っ張られる感覚などが度々ありました。
まあ、単に疲れていただけの脳のバグかなんかだったのでしょうが。
ホントに幽霊はいないし、ラップ音もなし。事故物件、ありです。
亡霊よりも生きてる人間の方が怖い
ここは1階。2階建ての木造アパートです。今まで鉄筋コンクリート造や鉄骨造のマンションやアパートに住んだ経験はあります。
が、木造アパートなんて初めてです。入居当初は思いのほか大袈裟に響くのが驚きでした。
こちらの音も近隣の部屋の音も増幅したような音になって伝わります。
不注意から何かを床に落とそうものならドカッ!!と1.5倍くらいの音に増幅されるのです。
そうすると、上階からドスドス!と反撃されます。上に住んでいる人は男性のようです。
他にも上階の住人が鼻をかんでいる音が聞こえてきます。聞きたくなくても聞こえてくるんです。
電話なんて内容が聞き取れるんじゃないかというくらい筒抜けです。無暗にスピーカーから音楽を流すなんてできません。
上階の住人のトイレの流水音やどこを歩いているかもわかります。ゴリラが住んでいるのか?と思うくらい足音がすごい。
こちらの気配を察して天井からドスン!ドスン!とわざと足音を立てる音がするたびにビクッとなります。
恐怖に怯える毎日でした。
歩き方もつま先からとか机に物を置くときもそーっと置いたりとか・・もう神経衰弱になっていました。
入居後しばらくは、音に対して敏感になり胸が痛くなるという症状がでました。
こんなことなら、幽霊がでたほうがよほどましです。幽霊は大きな音を立てたり、脅かしてきたり攻撃したりはしません。
生きた人間、つまり生霊によって苦しめられるのです。
入居後1年近く経った今では当初の嫌がらせのようなドスドス攻撃は
少なくなってきました。まあ、他人は変わらないし、私も気にしないようにしています。胸の痛みは治まりました。
結論
事故物件かどうかよりも近隣住人の質や性格のほうが重大である。
事故物件はウェイトが大きい固定費を簡単に下げられます。
霊感が強くない人、気にしない人、家賃を相場よりも下げてお得に住みたい人には事故物件はおすすめです。