無職の日常

大阪を離れて

田舎ソロライフ

都会を離れ、地方で一人暮らしを始めました。 心と健康を整えるための時間を過ごしています。 日々の小さな発見や、移住生活のリアルを綴ります。 誰も私を知らない場所で孤独にどう生きるかを模索中

大阪を離れるまでの私

私は大阪市内のとある区に住んでいました。

市内で何度か引っ越しを繰り返し、最後は最大4駅が利用できる便利な場所に約5年間暮らしていました。
けれども、その間に電車で旅行することは一度もなく、近くに飲食店が立ち並んでいても外食すらしませんでした。

毎日の生活は、会社と家との往復と食料の買い出しだけ。会社には行っていたものの、実質的には引きこもりのような状態でした。

親しい友人もおらず、母は高齢者施設で暮らしていて、私は孤独そのもの。
「こんなの、都会に住んでいる意味がない」と強く感じるようになりました。

その頃は時短の非正規勤務で、収入は多くありませんでしたが、出費が少なかったおかげで人生で一番貯金ができました。
そして2021年の春、母が他界。もう私を頼る人は誰もいなくなり、自然と「大阪を離れて新しい場所で暮らしたい」という思いが生まれました。
引き留める人もいない。――要するに、環境を変えてみたかったのです。

大阪を離れた理由

  1. 交通マナーの悪さ
    • 車優先で歩行者への配慮が少ない。
    • 信号無視や改造車の騒音も多い。
  2. 人の自己主張の強さ
    • 理不尽な要求やモンスタークレーマーが目立つ。
    • 自転車ですれ違う際に暴言を吐かれることも。
    • 譲り合いの精神が乏しい。
  3. 機嫌の悪い人が多い
    • 電車で会話していただけで突然怒鳴られるなど、感情的な人が多い。
    • 自己中心的で苛立ちを抱えている人が目立つ。
  4. 馴れ馴れしさ
    • 初対面でも距離感を詰めてくる。
    • 良く言えば人懐っこいが、合わないと感じることも。
  5. 人の多さによるストレス
    • 都会は人口密度が高く、小さな衝突が頻発。
    • 心の余裕がなくなりやすい環境。

田舎での暮らし

  • 公共交通は少ないが、車移動が基本で通勤ラッシュがない。
  • 自転車で走れば車が道を譲ってくれる。
  • すれ違う人から「こんにちは」と声をかけられる温かさ。
  • 空気が澄み、夏はエアコンなしで眠れる。
  • 山や田んぼのあぜ道、海岸など自然に囲まれ、開放感を味わえる。
  • 家賃という最大の固定費を抑えられた。
  • ド田舎ではなく、スーパーやドラッグストア、ホームセンター、ヘアサロン、クリニックなども揃っており、道も平坦なので徒歩や自転車で生活できる。
  • 飲食店は少ないが、もともと外食しないので不便さは感じない。
  • デメリットは冬に雪が積もることや虫が多いことくらい。

おわりに

以上は大阪ならではの特徴というよりも、都市部ではありがちなことかもしれません。
あくまで私個人の感想ですし、地方から移住して「大阪サイコー!」という人もいます。

移住は単身だからこそ比較的容易にできたのかもしれませんが、やはり自分に合った環境で暮らすのが一番だと思います。
「大阪はもう無理!」という方には、私の経験が少しでも参考になれば幸いです。