「正義の味方」と聞くと、私たちは反射的に安心する。ウルトラマン、アンパンマン、水戸黄門。悪を倒し、人々を救う存在——のはずだ。 だが、少し立ち止まって眺めてみると、そこには奇妙な違和感がある。 正義の味方は、だいたい迷惑である 〜ヒーローという名の公害〜 「正義の味方が来たぞ!」この言葉ほど、周囲の人間にとって恐怖な宣言はない。 「悪を倒した」という結果だけが正義を名乗る根拠。 被害、犠牲、後始末については沈黙。 ウルトラマンという“後始末をしない巨大公害装置” ウルトラマンは地球を守る正義の象徴、ヒーロ ...