普段何気なく使っている言葉。
実は「正式名称」ではなく、特定の会社の商品名だったものが意外とたくさんあります。
今回は「えっ!? 知らなかった!」と思わず人に話したくなるものを集めました。
① マジック
「油性マジック貸して」
職場でも学校でも普通に言いますよね。
でも正式名称は油性マーカーです。
「マジック」は寺西化学工業が販売している商品の名前。
今では完全に一般名詞のように使われています。
② ホッチキス
紙を留める文房具。
正式にはステープラー。
ホッチキスは昔販売されていた機械の商品名がそのまま定着しました。
学校でも会社でも誰も「ステープラー」とは言いませんね。
③ セロテープ
透明テープの代名詞。
正式にはセロハン粘着テープです。
「セロテープ」は登録商標。
つまり、全部がセロテープではありません。
④ マジックテープ
服やバッグについているペリペリ。
正式名称は面ファスナー。
ホームセンターの商品表示を見ると、ちゃんと「面ファスナー」と書かれています。
⑤ ウォシュレット
温水で洗ってくれるトイレ。
正式には温水洗浄便座。
ウォシュレットは商品名なので、他社製でも「ウォシュレット」と呼んでいる人は少なくありません。
⑥ 宅急便
荷物を送るサービス。
「宅急便で送ります。」
よく聞く言葉ですが、正式には宅配便。
宅急便は特定の配送会社の商品名です。
⑦ バンドエイド
ケガをしたときに貼るもの。
正式名称は救急絆創膏。
地域によっては
- カットバン
- サビオ
- リバテープ
など、商品名がそのまま呼び名になっています。
⑧ プチプチ
荷物を包む気泡シート。
正式には気泡緩衝材。
「プチプチください。」
と言えば誰でも通じますが、本当の商品名なのです。
⑨ タッパー
保存容器。
正式には食品保存容器。
実は「タッパー」も商品名。
今ではどこのメーカーでも「タッパー」と呼ばれています。
⑩ ジップロック
冷凍保存袋。
正式にはチャック付き保存袋やフリーザーバッグ。
スーパーで別メーカーの商品を買っても、
「ジップロックある?」
と言ってしまう人は多いでしょう。
⑪ ユンボ
工事現場で見かけるショベルカー。
正式名称は油圧ショベル。
建設業界では「バックホー」と呼ぶこともあります。
ユンボも商品名が一般化した代表例です。
素材を勘違いして呼んでいるもの
- ポリエチレン袋 → ビニール袋
- ポリエチレン袋 → ナイロン袋
- ポリプロピレンひも → ビニールひも
- 塩化ビニル手袋 → ゴム手袋
- 合成皮革 → ビニールレザー
- アルミ箔 → 銀紙
※スーパーのレジ袋のほとんどはポリエチレン製です。
商品名が普通の言葉になる理由
商品があまりにも有名になると、
「その商品=その物」
というイメージが定着します。
すると本来の商品名が一般名詞のように使われるようになります。
これは「普通名称化」と呼ばれる現象です。
企業にとっては知名度が上がる一方で、商標としての区別が難しくなるという側面もあります。
あなたはいくつ知っていましたか?
私は最初に知ったとき、
「えっ!? ホッチキスって商品名だったの!?」 と驚きました。
Wikipediaによると、株式会社イトーキがアメリカより初めて輸入したステープラーが、米国のE.H.ホッチキス社(E.H.Hotchkiss)の
Hotchkiss No.1というモデルであったことに由来しています。
普段何気なく使っている言葉も調べてみると意外な歴史があります。
もしかすると、あなたが今使っているその言葉も、実はどこかの会社の商品名かもしれません。