無職の日常

洗剤はどれも同じ成分

田舎ソロライフ

都会を離れ、地方で一人暮らしを始めました。 心と健康を整えるための時間を過ごしています。 日々の小さな発見や、移住生活のリアルを綴ります。 誰も私を知らない場所で孤独にどう生きるかを模索中

ハンドソープ、食器洗剤、シャンプー、ボディーソープのボトルの裏には原材料がぎっしり書かれています。

ハンドソープ

イソプロピルメチルフェノールその他の成分:PG、ラウリン酸、ラウリルジメチルアミンオキシド液、水酸化K、ミリスチン酸、モノエタノールアミン、香料、POEオクチルドデシルエーテル、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液、EDTA、ポリスチレンエマルション、安息香酸塩、黄4

正直、こんなに化学成分を入れなくても水と界面活性剤と香料くらいでいいんじゃないの?と思いますが防腐剤や用途ごとに濃度や助剤が調整されているのでしょう。専門家ではないので詳しくはわかりません。

食器洗剤

界面活性剤(32% 、アルキルヒドロキシスルホベタイン、高級アルコール系(陰イオン)) 、安定化剤、除菌剤

合成界面活性剤は洗浄力が強く、原液を素手での使用は手荒れを招く可能性があります。刺激性の洗剤が皮膚に残留してしまうのがリスクと言えます。薄めて使いましょう。

シャンプー

水、ラウレス硫酸Na、クエン酸Na、コカミドプロピルベタイン、キシレンスルホン酸Na、ラウリル硫酸Na、ステアリルアルコール、塩化Na、香料、セタノール、ジメチコノール、グリセリン、ジメチコン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、クエン酸、安息香酸Na、ドデシルベンゼンスルホン酸TEA、EDTA−4Na、トリデセス-10、ポリクオタニウム−6、ポリクオタニウム−10、トリヒドロキシステアリン、パンテノール、ヒスチジン、パンテニルエチル、トリエチレングリコール、ベンジルアルコール、PG、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン

シャンプーは合成の界面活性剤であるラウリル硫酸ナトリウムが配合されている場合も少なくありません。洗浄力が強すぎて皮脂を余計に洗い流してしまい、かえって頭皮が脂っぽくなります。そういう理由から私は洗浄力が穏やかなアミノ酸系のシャンプーを使っています、それも毎日ではなく週一回の頻度です。普段は湯シャンです。お湯で皮脂は落ちています。ただし、整髪料を使った場合はちゃんとシャンプーはしましょう。

ボディーソープ

水、グリセリン、ミリスチン酸、ラウリン酸、ラウレス硫酸Na、水酸化K、ジステアリン酸グリコール、パルミチン酸、香料、コカミドMEA、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、BG、ヨーグルト液(牛乳)、ラウレス-4、ステアリン酸PEG-150、エチドロン酸、カオリン、ポリクオタニウム-7、EDTA-2Na、ポリクオタニウム-6、ラウレス-16、硫酸Na、ポリクオタニウム-52、EDTA-3Na、水酸化Na、安息香酸Na

最近はあまりに強い洗浄力のため洗浄力が弱いラウレス硫酸Naに置き換わってきています。界面活性剤の代表的な成分がラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウム。泡立てる洗浄成分です。泡立ちや洗浄能力は高い反面、脱脂性も強く肌の油分を必要以上に落とすことで乾燥や刺激の原因になることがあります。アトピー体質、乾燥肌や敏感肌の皮膚に触れるのは避けたい成分です。

ハミガキ

炭酸水素ナトリウム、含水ケイ酸、濃グリセリン、ラウリル硫酸ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、香料、サッカリンナトリウム、ステビアエキス、ℓ‐メントール、酸化チタン、キサンタンガム、フッ化ナトリウム、イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸モノアンモニウム、黄酸化鉄、赤色227号

ラウリル硫酸ナトリウム配合のハミガキ剤を歯ブラシに乗せるとしたらほんの少しにしましょう。磨いているうちに口の中が泡だらけになって長くは磨いていられません。できればラウリル~は避けたいところです。

私が使っているハミガキは発泡剤=ラウリル硫酸ナトリウムが無配合のものです。刺激も少なく「○○を予防」なんて効果が怪しい?余計な成分は入っておらず処方もシンプル。成分よりも磨き方が重要です。

成分 : 炭酸Ca[清掃剤]、グリセリン[湿潤剤]、水、クエン酸Na[pH調整剤]、キサンタンガム[粘結剤]、石ケン素地[洗浄剤]、ベントナイト[粘結剤]、含水シリカ[清掃剤]、香料(ペパーミントタイプ)

洗剤のボトルや詰め替え用の裏をチェックしたらだいたい似たような成分だと確認できます。ボトルのデザインを変えたり、これはボディーソープ、これはハンドソープ、これはシャンプー、これは食器洗剤と言っているだけのように思います。違いは色とか白く乳化しているか、香りを変えていたり界面活性剤の濃度を変えているだけ。

合成洗剤は手荒れは免れません。なので使うとしたら無添加洗剤です。

無添加洗剤を比べて気づいたことは 風呂用洗剤 食器用洗剤 洗濯洗剤 どれも成分構成がそっくり。

水、ミリスチン酸K、パルチミン酸K ステアリン酸K ラウリン酸K

植物油や動物油の脂肪酸をカリウムで中和した「石けん成分」で、界面活性作用(油汚れを水に分散させて落とす力)を持ちます。

これをカリ石鹸素地 脂肪酸カリウムと呼ばれています。

ただ、用途ごとに調整されています。

 ✔洗濯洗剤 界面活性剤が高め

 ✔台所用洗剤 泡立ち、油汚れがよい配合

 ✔風呂用洗剤 石けんカス(白い膜)対策のためにクエン酸を配合

もし、風呂用洗剤を切らしたときは台所用洗剤を代用してもOKです。ですが、洗浄力の違いがあり手荒れなどのリスクがあり常用は避けた方が無難です。

いちいち用途ごとに洗剤を用意しなくてもシャンプーやボディソープなど全身用の万能洗剤や食器洗剤など住居用の万能洗剤があるのでそちらを使っても良いでしょう。

私はボディソープとトリートメントやコンディショナーは使っていません。ボディソープは石鹸に戻しました。石鹸は界面活性剤です。洗浄力は強いのだけど皮膚に残留しないし安全です。

浴室にシャンプーも置かなくなりました。なぜかというと、ボトルを床に置いていて掃除をサボったらボトルの底に赤カビが発生して不衛生です。

こんな風に吊るす収納というのがあります。ですが私は採用していません。湿気とカビは避けられないし掃除が面倒・・

何も置きたくないからです。狭いお風呂場にごちゃごちゃ並べるのはやめました。

お風呂に入る直前にシャンプーと石鹸入れを洗い場の床に置きます。そして浴室から出るときにシャンプーボトルの水分を拭き取って洗面台の下に収納します。固形石鹸は石鹸入れを洗面台に戻します。お風呂と手洗い共用です。

こんな風にできるのも一人暮らしだから自由にカスタマイズできるからです。同居人が居たら独断でやると摩擦の原因になります。

ちょっと変わったやり方かもしれませんが無駄を省きたい、時間とお金のコストを減らしたいというのと、世の中の当たり前に取り入れているモノは本当に必要なのか?宣伝に惑わされたり、店頭に当たり前のように並んでいたりしても自分に必要なら摂り入れるし、必要ないと判断したら使うのは止める、それだけです。

・・といつも考えて自分なりに改定していっております。